脳卒中とは

脳卒中というから脳の病気という印象ですが、血管の障害によって発生する症状の一つ(脳血管障害)なのです。脳内の動脈硬化などで血液の流れが悪くなり、血管や中枢神経が障害を受けると、突然手足が動かなくなったり意識がなくなる発作が起こります。

現在、治療技術の進歩により、年々死亡率は低下していますが、逆に脳卒中にかかる人の数は増加しています。その原因はやはり高齢化が進んだり、食生活が欧 米化することによって動脈硬化であります。だから、「脳卒中」を防ぐ為には、血液を正常に保つ生活習慣を送ることが一番大切です。 基本的には心筋梗塞と同じで、高脂血症・糖尿病・高血圧・痛風・電子タバコ・肥満・遺伝が危険要因となりますので、これらを念頭において生活し、定期的な 健康診断を実施する事が大事です。

しかし、生活習慣の良し悪しや健康診断の有無に関わらず、脳卒中の前ぶれである「強い頭痛」「突然のめまい」 「半身の痺れやマヒ」「言語障害に陥る」「モノが二重に見える」「最近、急に物忘れが酷くなった」などの症状が現れた場合は要注意です。 この様な場合は、脳卒中を専門に扱う内科である「神経内科」へ訪れてみるのが良いでしょう。